お金 とは何か? バブル景気と戦争(純消費)を繰り返す知られたくない理由

お金 について興味を持ったのは約20年前で、FX(外国為替証拠金取引)を少しやってからです。その後研究の対象として、「お金とは何か」について考察を続けてきました。おそらく、根底となる お金 の本質に気づいたのでメモします。これまでに調べた経緯を記してから本題に入りますので、前提をお読みいただくに長いです。

お金と時間の関係に気づいてから、 お金 と言う語句を含む記事を書いた件数は142件です。その内から幾つかをあげます。

ミヒャエル・エンデは、小説でお金時間に置き換えて「モモ」を書きました。また、「Money As Debt」によるお金ができる仕組みについての歴史的経緯を知りました。

動画1

ある科学者は、「我々は時間の奴隷にならない」と意味深なことを述べています。ここから、岡潔の「時間と言う計量的なものはない」という言葉とともにお金、時間について考え始めました。行き着いた結果を次にまとめました。

しかし、昨日、もっと基礎的なことがあることに気づきました。参考にした動画です。

動画2 【拡散希望】財務省に与えた痛恨の一撃!鈴木財務大臣がついに・・・

動画3 第95回 実は黒字!?国債の仕組みをわかりやすく解説

動画4 509回 日銀が国債を買い続けると円の価値がなくなる?安心して下さい。何も変わりません【タイトルは定性的ですが答は定量的】

動画3と4のスクリーンショットをあげておきます。

写真1

写真2 国の借金の約半分は借金(負債)として扱わなくても問題ないし、国の資産は純負債より大きい

まとめると、上記の経緯をして通貨を発行する権利を持つ連中は、無からお金を生み出すということです。貸借対照表の貸方・借り方に数字を置くだけです。

その上で、管理人はその昔、企業で経理を担当していたころ、取り換え資産の経理において、お金が伸縮することを知りました。この経験はまさに体感でした。「お金は相対的なモノ。奴らはお金が伸び縮みする内に、「価値」をかすめ取る

追記11/5 面白い動画

 

ここから、本題です。次の1.2.3が弧理論の前提です。

  1. ヒトが肉体に備わった器官でわかるのは、である。
  2. 物と事は一つの実体の異なる面に過ぎない。(自然は映像である。)
  3. 物と事は互いに規定しあって成り立つ繰り返し、循環である。
  4. 物が(わかる)とは、映像わかるということ。静止画がわかる。時の現在
  5. 事が(わかる)とは、動きわかるということ。動画がわかる。時の過去
  6. 動画がわかるためには、記憶の仕組みが必要。
  7. 物と事は同時に決められない。(現在≠過去)
  8. ヒトは、物や事を言葉でわかっているのではない。(ヨソヤコヱ:48音:アワウタ)

そして、には2種類あります。

  • 岡潔 「数は(物の)量のかげ」
  • 管理人 「数は事の質のかげ」

物の量には、長さ、質量など(7つの基本量:国際単位系)があります。その内、時間は量ではありません。時間は事の質で、過去です。

事の質には次があります。弧理論において「事」は、運動と呼びます。

  • 角度
  • 時間
  • 速度
  • 加速度
  • 圧力
  • エネルギー[ML2T-2]
  • 波動
  • 孤立波(ソリトン)
  • 情報(記憶)
  • 確率

角度から作った時間は時の過去であって、現在を含みませんし、量ではなくて事の質です。

 

やっと本題です。 相対性理論にあるE=mc2について、物質はエネルギー[ML2T-2]に転換するし逆にもなると言いますが、前提のとおり、一つの実体の異なる面に過ぎません。つまり、物は事に転換するとか、逆になるということはない訳です。

お金は「Money As Debt」に示されるように当初は、お金は金GOLDや銀などと交換できました。つまり、お金物の量にかかるだったのです。(兌換)しかし、1971年のニクソンショック以降、金GOLDとの交換はできなくなりました。(不換) 1971年以降、お金事の質にかかるになったのです。

数には2種類あります。物にかかる数は、事にかかる数と行き来することは(今のところ)考えられません。

その唯一の例外がお金です。

  1. 物の量である数としてのお金(値段:価格)
  2. 事の質である数としてのお金(通帳の印字、ネットバンクでの液晶表示の表示、カード電磁気記録による残高etc.)

買うという行為は、お金を物に替える行為です。売るという行為は、物をお金に換える行為です。このとき、お金は1.と2.を行き来します。その過程において、お金は物に対して伸縮するのです。これが為替であったりします。その他の伸縮は金利であったり、物価の上昇、あるいは下落などでしょう。 そして、一部の連中は、お金の仕組みと働きによって、多くの人から資産を巻き上げるのです。直近ではワクチンビジネスやウクライナ戦争や周辺の出来事です。

このことに気づいている連中(金融資本家)は、シヰ(生命維持の欲求)、岡潔の言うところの私心によって、バブル経済と戦争(純消費)を繰り返すのです。何事も平穏無事な世界では儲けは少ないのです。振れ幅は大きければ、大きいほど儲けは大きいです。たぶん、彼らの脳は知的ではありますが、大事な部分が欠落しているようです。爬虫類脳とも言います。エリートキツネが参考になります。

 

さて、自然科学は間違っているとして、問題点を指摘してきました。自然科学は物と事の区別がなく、混同しているなどの問題を抱えています。

しかし、自然科学が間違っていることが問題ではなく、本当の問題は、自然科学が物と事の区別がついていない故に、お金が持つ問題に気づきにくいということです。

  • 物の量にかかる数としてのお金
  • 事の質にかかる数としてのお金

どう考えても、問題です。その隠れた働きを如何にも底上げしているのが相対性理論です。金融資本家は、(お金が物と事の間を行き来する特異性を)皆に気づかれては困るので、自然科学は自然科学のままで居てほしいのです。

既にわかっていることとして、ヒトは物や事を言葉でわかっているのではありません。だから、多数の言語と、もっと多くの宗教が存在するのです。ですから、ヒトの心の仕組みと働きに対する理解が深まれば、宗教は一つに帰納できるし、主義主張に意味がなく、このままでは人類は滅亡するとわかってもらえます。

ヒトの心がどういったものであるかを上手く整理、説明できれば、新しい科学を創れることもわかっています。

 

林千勝氏による説明が成り立つのは、お金の仕組みによります。

写真3

動画5

日本人が持つ「和」は、大事ですけれども無理があります。根底にあるお金の仕組みをもってして、金融資本家の連中を説得することができるはずです。新自由主義、共産主義、マネー主義などの主義・主張を押し付けるのは無意味で破滅的です。

 

追記   冒頭の日銀が買い取る国債については、60年償還ルールを見直してよいという提言が自民党からなされた話が三橋TVにありましたので、貼っておきます。

動画6 自民積極財政議連が「60年償還ルール」見直しを提言 報道ゼロ![三橋TV第621回]三橋貴明・高家望愛

責任ある積極財政を推進する議員連盟からの資料を貼っておきます。

日本の財政運営を国際標準に是正する提言 令和4年10月20日

PDF版(日本の財政運営を国際標準に是正する提言書

三橋氏による他の解説動画です。後半も出るようです。

動画6 「日本の財政運営を国際標準に是正する提言」(前半)三橋貴明 AJER2022.11.1(3)

動画7

流れを見るに大変興味深いです。

 

追記11/24 動画5に続く非常に重要なお話がありますので、貼っておきます。ぜひご覧ください。まったく、とんでもない世界です。

動画8 【今、世界はどうなっている?】林千勝×水島総 第20回「第二のマーヴェリック登場はアメリカ内戦革命の下準備なのか?新世界秩序と決別した元祖マーヴェリックの反逆」[桜R4/11/19]

動画で紹介されていた「米国海兵隊の英雄スメドリー・バトラー将軍」による告発本のpdfがあります。

 

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Φ について

2010年より研究しています。
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