この世には誤魔化せない物や事があります。どういったことか考えてみました。2つあります。
- 普遍・・・・人のほとんどが認める物や事。例えば、岡潔の言った言葉や聖書や仏教が教える内容など。
- 科学・・・・実験的事実をまとめたもの。
1.普遍について、辞書を調べると次のようにあります。
1 全体に広く行き渡ること。例外なくすべてのものにあてはまること。「人類―の原理」⇔特殊。
2 哲学の用語。ア 宇宙や世界の全体に関していえること。イ 特殊・個物に対して、ある範囲のすべての事物に共通する性質。
「例外なくすべてのものにあてはまる。ある範囲のすべての物ごとに共通する性質」とあります。
例えば、岡潔は普遍性を理由に自然科学の医学のダメ出しをしています。「【4】 何故見えるのか」で次のように述べています。
自然科学 、さらに詳しくいえば医学です。医学は、見るということについて、どう言っているかというと、視覚器官とか、視神経とか視覚中枢とか、そういった道具があって、この道具のどこかに故障があると、見えない、そこまでは言っている。
しかし、故障がなければ、何故見えるのかということについては、一言半句も言っていない。即ち、これも物質現象の説明にとどまる。眼をふさぐと見えないというのと同じことです。
それでは、人は、何故眼をあけると見えるのか。大抵は、これについて疑問すら抱かない。知らないということも知らないのです。
下線は管理人による。医学は何故見えるのかについて、一言半句も言っていません。「眼をふさぐと見えない」のと同じです。これなど、反論の余地がありません。
2.科学も最終的には、科学者たちの合意によるところが多いのですけれども、その時点では、理論と実験的事実は正しいと認められているということです。
管理人が問題視している電磁気学においては、現在でも問題になっているのに放置と言うか無視されてきていることがあります。
- 何故、起電力を求めるのに異なった2つの方法があるのか?
一つの起電力を得る方法に、電磁誘導と単極誘導(ローレンツ力)というまったく異なった2つの方法が存在します。その理由が現在でもわかっていません。管理人が知る限り、大学で使われる電磁気学の教科書や参考書において、単極誘導の現象を異様に小さく扱っています。まるで無いものとしようとしているか、小さい問題であるかのような扱いです。
以上、2種類ある 誤魔化 せない物や事は、地球上にいくらでもあります。そして、何としても隠しておきたい、あるいは気づいてもらいたくないと考える連中も存在しているはずです。何処の誰かはわからねど、そんな連中がいると感じています。
ずっと、以前から対処されてきたと思しき事象があります。それが 陰謀論 、最近は都市伝説と言う言説です。もっと近くにはフェイクニュースであったり、ファクトチェックなとと呼ばれるものです。
(居るとするならば、)そのような連中は、嘲笑の対象としたり、嘘やガラクタを混ぜ込んで、人々を混乱をさせ、皆に考えることを諦めさせることを目的としている(はず)です。 誤魔化 せない物や事がある限りは、そういった言説がなくなることはありません。
情報戦や諜報活動と言えば、物々しいですけれども、地味で何でもない活動の積み重ねだろうと考えます。要は、陰謀論は プロパガンダ です。
実は、管理人は 陰謀論 をよく読みますし、動画も見ます。しかし、決して鵜呑みにはしません。
高野誠鮮 、飛鳥昭雄、竹本良、3氏による対談本「宇宙人UFO軍事機密の【レベルMAX】:ヒカルランド」において、高野誠鮮氏は次のように述べています。 少し長いですが引用します。P69~
アメリカ空軍大学(Air University)では面白い教科書を出しています。「Research study」と書いてあります。ここの中に「次にUFOの調査をするときにはCIAに邪魔をされないように」とあります。つまり、前回CIAに邪魔されたということを暗に示唆しているのです。これは不思議なものでした。これは空軍の司令部です。アメリカの空軍士官学校(アカデミー)で使っている教科書なので、本当はコピーも撮影もいけないのです。
僕は、それを現職の士官からいただだきました。そろそろ出してもいいころかなと思っていたのです。『宇宙科学入門』というタイトルです。(図7)。これをよく見てください。33章はすべてUFOの話です。コンクルージョン(結論)には、とんでもないことが書いてあります。士官学校で何を教えているのか。「UFOというのは、実に不愉快だけど、今から5万年以上前からこの地球上にやってきている」と書いてあるんです。(図8)有史以来ですよ。誰がこれを調べたんですか。しかも、ほかの惑星からエイリアンがコントロールして乗ってきているのがUFOだと結論づけているのです。
この次のフレーズがちょっと不気味です。「3種類の異なったエイリアンが、もう既に地球にやって来ている」と書いてあります。その次に「maybe four」と書いてあります。ひよっとすると、4つの異なったグループが来ています。別の1種類が来ている。これを空軍士官学校で使っている教科書で教えているのです。学ぶのはぺいぺいの一兵卒とかそういうレベルではなく、士官候補生だけです。士官たちには教えているのに、議会や国民に対しては否定しているのです。
この教科書には「寛容で懐疑的な態度は絶対失ってはいけない」と書いてあります。つまり、いることは間違いない。3種類から4種類来ていることを教えています。しかも、「今から5万年以上前から地球に既にやって来ている」と書いてあります。彼らは敵ではありません。5万年以上前から来ていて、侵略しようとか、そんなふざけたことは考えていませんよ。侵略とかではなく、まったく違うことを考えているわけです。
図は省略。下線は管理人による。高野誠鮮氏は、「寛容で懐疑的な態度は絶対失ってはいけない」と紹介しています。まったく高野氏の言われる通りです。
陰謀論だからと、鼻で嗤うのではなく、兎に角調べてみて、何か感じるものがあれば、心のどこかに留め置いていればよいのです。いつか意味がわかる時が来るかも知れません。情報戦である以上、当然のことです。
管理人が鵜呑みにしないということに、岡潔の言葉も含まれます。例えば、岡潔は「数は量のかげ」と言っています。
- 岡潔 数は(物の)量のかげ
- 管理人 数は事の質のかげ
岡潔の言葉は普遍性から来ていることが多いです。この「数は量のかげ」は、正確には「数は(物の)量のかげ」です。さらに、本居宣長の「もののあわれ」について、考察する過程で気づいたのが「事の質のかげ」です。岡潔が言い洩らした言葉もあるわけです。それが、「数は事の質のかげ」です。人の肉体に備わった器官でわかるのは、物と事です。物には量、事には質があります。だから、数には2種類あるということです。
如何なる情報に対しても寛容であると同時に、鵜呑みにしてはいけません。だから、トンデモな話も考察の対象としています。
- 2018年4月26日 高野誠鮮 氏「寛容で懐疑的な態度は絶対失ってはいけない」と書いてあります。
商売のネタとしてやっている方々には、そのままでいていただければです。中には大事なことが含まれているかも知れません。本当に都合の悪いことは黙っていますし、騒がれる前に多くの(それらしい)嘘とともに陰謀に閉じ込めるでしょう。それでも、冒頭の2つは、誤魔化しがききません。
追記11/19 藤原直哉氏が面白いことを言っていますので、メモします。
動画1
8:50~
陰謀論とか言われていますけれど、トランプの陰謀論とか。あれ、陰謀でもなんでもなくて、まさに法令通りだったのですね。陰謀とかQアノンとか、あれ辿っていくと結構、退役軍人とか、物知っている人のところ、いわゆる中の人に行き着きます。ああいうのは、面白です。
これで思い出したのが、アメリカの退役軍人たちが公開書簡を出したことです。
動画2
2020年大統領選挙のときは、あらゆるニュースを見て、不正がまかり通る様子に落胆しました。特に、現役大統領のSNSアカウントが停止されたのは驚愕でした。事実上、世界一の権力者を虚仮にするというのですから、アメリカの威信をどれほどに傷つけたのか、思い至らないのですから、おしまいです。
「戦争を起こすのは軍人ではない。常に民間人(政治家、資本家)だ」という話を読んだ記憶があります。退役軍人たちは、かつての部下たちが戦場に駆り出されていくのを見るのは耐え難いことだと推察できます。
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