これまで、 別の次元軸 の名称をE軸(エネルギー軸)と呼んでいましたが、基軸に変更します。基軸とは基本軸ですけれども、(気)であり、(キ)でもあります。
研究の発端となったある科学者が言ったエネルギーについての解釈について、表現が紛らわしくて困っていました。物理学上のエネルギー[ML2T-2]には、量ではない時間[T]が入っています。それでいて、ある科学者は別の次元軸をエネルギー軸とも言いました。
図1 物理学上のエネルギー[ML2T-2]は「事」であり、運動Pである 時の過去であり、現在を含まない 時の現在は「第2の心により(物が)わかる」ということのみ 何時何分何秒と言葉で言える時間は過去であり、現在を含まない
ヒトの肉体が持つ器官でわかるのは物と事です。自然は別の次元軸からの投影による映像です。別の次元軸の名称をE軸から基軸と変更します。
基軸とは、基本となる軸という意味です。
弧理論は、「自然は映像である」という前提(仮説)です。
- 自然は別の次元軸(基軸)からの投影による映像(M軸)
今回、名称を変更する基軸の「基」について。基は、気(キ)に同じです。つまり、気(キ)なる軸です。
気(キ)は、日月神示(ひふみ神示)に頻出します。なんと「気」が394か所も出てきます。また、ひふみ神示は、フトマニ、水穂伝(みずほのつたえ)、あるいは『稲荷古伝』の流れを汲むもので、気(キ)とは、力、パワー、エネルギーを意味します。
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また、気(キ)とはヲシテ文献にあるキツサネ(東・西・南・北)のキです。キとは方角の東を意味します。
図2 出展:ヲシテ文字が消されたわけ その1 物部氏
このように、基軸の「基」は、パワー・エネルギーの気であり、「気(キ)づかされる(仏教でいう他力)」に通じるものです。「気(キ)づかされる」というのは、岡潔の言った創造の仕組みです。創造は弛緩と関心の内にあります。
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そして、東は方角だけを意味しません。ひふみ神示「五十黙示録 第一巻 扶桑之巻(昭和36年5月5日) (全八帖)」より。
神に怒りはないのであるぞ、天変地異を神の怒りと取違ひ致してはならん。太神は愛にましまし、真にましまし、善にましまし、美にましまし、数にましますぞ。また総てが喜びにましますが故に怒りはないのであるぞ、若(も)し怒りが出た時は、神の座から外れて了ふのであるぞ。救ひの手は東(ヒムカシ)よりさしのべられると知らしてあろが、その東とは、東西南北の東ではないぞ、このことよく判りて下されよ。今の方向では東北(ウシトラ)から救ひの手がさしのべられるのぢゃ、ウシトラとは東北であるぞ、ウシトラコンジンとは国常立尊で御座るぞ、地(千、智)の元の、天地の元の元の元の神ぞ、始めの始め、終りの終りぞ、弥栄の弥栄ぞ、イシヅヱぞ。
「東とは、東西南北の東ではない」とあるのが、気(キ)です。ヒノモトは気の基に通じます。日本という国名の基は、ヒノモトですけれども、「気の基」という意味です。
東(キ)は気(キ)で、→気の基→東(キ)より日が昇る国ですから、日出ずる国→ヒノモト→日本 とつながります。日本に生れたと考えると元気が出ます。
弧理論では、大宇宙の中心は、基(キ)軸上にアとワの2つあります。基(キ)軸上にあるアよりヒトを生じさせるという意味で、ヒトハアノモノである訳です。
写真1 出展:ヒトハアノモノ日本ヲシテ研究所
今後の記事において図を用いて説明する際に、E軸とある場合、基軸と読み替えてください。できるだけ差し替えますが、ご理解ください。 弧理論の基本形を挙げておきます。
図3 弧理論による原子模型と大宇宙の中心、アとワ
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