物理学 における物質の質量とエネルギーの関係というか、解釈は表題の通りに至ります。(変形できます。)この表現は正しくありません。
当サイトの研究は、ある切っ掛けで始まりました。この解釈に至る経緯を説明します。
ある科学者は次のように述べています。
君たちの科学の急速な進歩に対する根本的な障害の一つは、科学者たちが物質とエネルギーのかんたんな同一性をまだ十分に把握していないことだ。地球の最大の思索家の一人であるアルバート・アインシュタイン教授はずっと以前に物質とエネルギーの同一性を量的に表した数式を発表した。この式は数学的には全く正しいのだけれども、誤った結論に達している。つまり、物質はエネルギーに転換するし、その逆にもなるというが、本当は物質もエネルギーも一つの実体の異なる側面に過ぎない。
下線は管理人による。彼の言葉を言い換えると物質とエネルギーは映像だということです。
図1 実体(白い○)が投影されて映像として「物質とエネルギー(運動)」が現れる
ある科学者の説明によれば、自然は別の次元軸上(基軸という。)にある実体が投影されることによって、物質とエネルギー(運動)として現れていると言います。つまり、物質の質量とエネルギーは互いに転換する関係には無いと言っています。
ある程度、考察を省略して話を進めます。その後の考察で、エネルギーを運動Pと呼んでいます。さらに運動Pを「事」と呼ぶようになりました。人がわかるのは物と事(運動P)です。物には量があります。事には質があります。いずれも「数」に置き換えることができます。
ここで、物と事を列挙します。
物は陽子・中性子・電子の3種類だけで、それには長さと質量があります。
事(運動P)には次があります。
- 速度、加速度、流速、運動量
- エネルギー
- 波、音、波動、孤立波(ソリトン:素粒子)
- 電磁波、光子
- 圧力、熱、温度
- 角度、時間、
- 知識、記憶、情報、統計、確率
- エントロピー
- お金 etc
エネルギーは運動の一種です。するとある科学者の言葉は次のように言い換えられます。
- 物と事(運動P)は一つの実体の異なる面に過ぎない。
人がわかるのは物と事ですが、これを時の流れに置き換えます。
図2 現在として(物がわかる)、次いで過去として(事がわかる:動きがわかる)
物がわかるのは現在です。事がわかる、動きがわかるのは過去です。例えば、熱い物を触って、「アチッ!」となるのは、触った後ですから、記憶に基づく過去です。
ここで物と事を現在と過去に置き換えます。
- 現在と過去は一つの実体の異なる面に過ぎない。
何ら問題は無いように思えます。ここで、冒頭のある科学者の言葉である「物質の質量とエネルギーの関係」を上記に置き換えます。
- 現在は過去に転換するし、逆にもなると言うが、本当は現在も過去も一つの実体の異なる側面に過ぎない。
下線の部分を抜き出したのが表題の言葉です。現代の物理学者が考えていることは、表題の通りに言い換えることが出来ます。
-
現在は過去に転換するし、過去は現在に転換する。
明らかにおかしいです。間違っていると感じられます。この言葉について、管理人は数ヶ月前から気になっていました。
ところで、この文言に通じる(かも知れない)量子力学の実験があります。それが、遅延選択の量子消しゴム実験です。
図3 実験の概要
いろいろ調べてみたのですが、とても難しいです。比較的わかりやすい解説をリンクします。
実験を否定しませんし、いろいろな解釈があるのも承知しています。ただこの実験の解釈と物理学者たちが理解していることとは、何処かで通じているのではないかという直観があります。
どう考えても、「現在は過去に転換するし、過去は現在に転換する」というのは理解し得ません。上記の実験によって、 物理学 者たちはこのような困難に直面しているように見えます。いかがでしょうか。
余談です。電子は物ですし、光子は粒子とは言いますが、事(ソリトン)の一種です。弧理論の立場からすると次のように言えそうです。
- 電子と双子の光子は一つの実体の異なる面に過ぎない。
電子の質量が次元を失っただけです。我々から電子の質量を観測できなくなっただけです。双子の光子は(ある程度)離れていても一体のようです。それが距離であったり時を遡る(と解釈できる結果)であったりしてもです。極小の領域においては、空間は曲がっているようなので、ある程度以上離れると双子の光子は一体では無くなるようです。
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