最近、気になるのはヲシテ文献に示される「カミ」といわゆる神仏の 神 の違いについてです。
もぎせかチャンネルにおいて、連続してホツマツタヱが取り上げられています。
動画1 ヲシテは古代文字なのか?/いときょう先生にホツマを学ぶ01
動画2 神代七代からアマテルまで/いときょう先生にホツマを学ぶ02
動画3 天孫降臨から神武東征まで/いときょう先生にホツマを学ぶ03
動画4 欠史八代〜崇神天皇/いときょう先生にホツマを学ぶ04
動画5 垂仁天皇〜ヤマトタケ。ホツマはなぜ書かれたか?/いときょう先生にホツマを学ぶ05
大変興味深くて、ヲシテ文献に歴史的な価値があることがよくわかります。しかしながら、ヲシテ文献に示される核となる部分は歴史ではありません。幾つかある中で、最も大事な点を2つあげます。
- 神武天皇以降の”ヒトノヨ”とそれ以前の”カミノヨ”の違い
- 日本人の核となる日本語の起源であるヨソヤコヱ:48音韻の成り立ち
神 の世は、いわゆる神話の世界と受け取られていますが違います。この点をもぎせかチャンネルで取り上げて欲しいです。
ヲシテの時代におけるカミ(の仕組み)ははっきりしていますが、現代における神仏との違いはよくわかっていません。神の字義並びにカミの仕組みについては、過去記事にあります。
- 2015年11月2日 ローマ教皇 が、クリスラム(Chrislam)を宣言して世界統一宗教を目指すことについて
- 2016年11月8日 縄文哲学の「カミ」と弧(Ark)の関係について
- 2022年10月20日 お釈迦様の仏教と岡潔の「情」は 科学 になりえない *世界の宗教が一つに帰納できれば、新しい科学を創れる*
- 2022年11月22日 新世界秩序(New World Order)はうまく行く訳ない
- 2022年11月23日 ホツマツタヱなどの ヲシテ文献 は、歴史書・道徳の教えであり科学書である 宗教書ではない
カミの仕組みは、弧理論そのものですからよいのですが、ヲシテ文献にある”カミ”と漢字の神との違いがわからないです。”神”なる概念はいつどこからもたらされたのかです。
図1 カミノヨから初代人皇タケヒト(ヒトノヨ)へ
これまで、Youtubeは観るだけで、コメントしたことはありませんでしたけれども、ホツマツタヱを紹介する(上記)一連の動画で初めてコメントしました。面白いです。茂木誠氏には、ホツマ研究の第一人者である池田満氏のお話を伺って頂けることを希望します。
多くの方は、歴史や登場人物にロマンを感じて動画を観られると思いますけれども、管理人の興味は専ら思想哲学にあります。何故、この島に住むことで日本人になったのかという疑問です。
「アナニスマエバ ヒトナラズ」がヒトになった境界にあるのが日本語の成り立ちだと考えます。
ヰトシフユ ヲハハカマキル
メハカツキ コトハオナオスアワウタオ ツネニヲシヱテ
『アカハナマ イキヒニミウク
フヌムエケ ヘネメオコホノ
モトロソヨ ヲテレセヱツル
スユンチリ シヰタラサヤワ』アワノウタ カタカキウチテ
ヒキウタフ オノツトコヱモ
アキラカニ ヰクラムワタヲ
ネコヱワケ フソヨニカヨヒ
ヨソヤコヱ コレミノウチノ
メクリヨク ヤマヒアラネハ
ナカラエリ
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