A先生へのメール 「 空間とは何か  物性 とは何か」

前回の記事に続いて、A先生へのメールを載せます。物質科学については、精神科学、社会科学に次いで、順次考えてきました。これまでの考察で得た物質科学について「 空間 とは何か。 物性 とは何か」について、A先生へメールしたものです。

「ゼロ・ポイント・エネルギーを利用可能な電気にする方法はたくさんありますが、その中のひとつは次のようなものです。

装置の中に回転する伝導性のディスクの部分をつくります。このディスクにエネルギーが流れ込み、そのディスクで電流を受け取ることができるのです。」と書いてありました。どうも,回転体が重要みたいですね。

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A様

△(管理人)です。

リンク先を読みました。ありがとうございます。
以下、感想です。

そもそも1.空間とは何かです。空間は自明ではありません。
その上で、2.ゼロ・ポイント・エネルギーをどう考えるかです。そうして、3.どのように物性を理解して、フリーエネルギー、重力制御を考えるかです。
これまでに、「自然は別の次元軸からの投影による映像」だとの考えからの考察です。

1.空間を理解するための「模型」を作りました。これを境界空間の仮説と言います。
化学の知識がないので、境界空間と呼んでいましたが、どうも「界面」と呼ぶのがふさわしいようです。
つまり、「界面空間仮説」です。これを模型にした物によって、空間とは何かが理解できます。
岡潔は「空間は量的質的にありません。」と述べています。この条件を界面空間仮説は満たしています。ただし、ポテンシャルはあります。

2.空間の成り立ちを、この模型によって理解した上で、物性とは何かと言うことになります。界面空間の仮説によれば、私たちが自然界を「わかる」のは、すべて「差分」だということになります。
ですから、物性としてのゼロ・ポイント・エネルギーも差分です。いわば汲んでも尽きない井戸のようなものです。だから、フリーエネルギーは可能になり得ます。差分だけの収支を考えるならば、エネルギー保存の法則は成り立ちます

3.空間に固定された点はありません。ですから、運動は相対的です。ところが、物理学では{力は「加速度がある」}とだけ定義されています。前のメールにてお伝えしたように、「(区別できないが)加速度には種類があるらしい」となれば、その違いが気になります。
お伝えしたいのは、異なる種類の力であっても合成できるという事実です。
だから、物理学においては、加速度は一種類として定義されてきたのです。これは奇妙です。磁力と重力は合成できます。ならば、磁力は重力に等しいとなります。これは間違いです。ならば、なぜ異なる力が合成できるのかという疑問が出ます。その違いが「(区別できないが)加速度には種類があるらしい」ということです。でなければ、合成できません。

そうして、物理学で{力は「加速度がある」}とだけ定義されていますので、「任意の加速度運動」と「物質(陽子中性子電子)が持つ回転運動」に違いは見いだせません。つまり、電気力、磁気力と重力は、異なるが区別のつかない加速度が関係しているとするならば、電磁力と重力は合成できることになります。

さらに、ア)電磁誘導とイ)単極誘導には、「イ)任意の加速度運動」と「イ)物質(陽子中性子電子)が持つ回転運動」との対応があると考えます。その結果と私が2013年頃から確かめた「単極モーターにかかる力学的特性」で得た感想につながります。

結果、単極誘導の現象(物質が持つ本質的な回転運動)と「重力との間に何らかの関係があるようだ」との結論に至りました。
電磁誘導は「任意の加速度運動」に対応します。それは陽子中性子電子の古典半径に比して原子の半径は極端に大きいからです。電磁気学は原子の外殻電子と周囲を運動する電子との相互作用を記述したものと理解しています。なぜならば、当時、永久磁石の磁性がどのように生じているのかはわかっていませんでした。単極誘導の現象は、磁石の周囲を運動する電子と磁石を構成する原子核との相互作用ではないかとの考えです。その違いは核の半径と原子の半径の違いに起因しているということです。
一言で言えば、単極誘導の現象は、原子力の一種だとの考えです。微弱と考えられている単極誘導の現象は、原子の結合にかかる差分が外部に漏れ出た結果だと考えています。

上の感想には、もっと基礎的なことを省いています。
1.時とは何か
2.自然科学には物と事の区別がない
どうしても、一足飛びにOUという訳にいかないように感じます。

それでは。


参考となる模型と図を挙げます。

gif 1 界面空間の仮説 界面は量的質的にないが、ポテンシャルはある

gif2 磁石は重力に逆らって引きつけられる

  • 磁力と重力は合成できる。従って磁力は重力だ。

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Φ について

2010年より研究しています。
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