農薬散布 RC プロペラボート メンテナンス

2018年に田んぼの除草剤散布を楽にするため、ラジコンの プロペラボート を製作しました。

2019年春以来、5年(5回)散布してきました。その間に、ジャイロを搭載して今日に至ります。

 

そして、先日、今年も田植え後の3日後にフロアブル農薬の散布を終えました。しかし、幾つか不具合が出たのでメンテを行いました。

  1. ラダーが効かない
  2. ポンプの吐出量が減少
  3. ブラシレスモーターの特性と(プロペラのダイヤとピッチ)不整合

このプロペラボートは非力ですから、無風の状態でないと実施できません。天気の都合で、3日後の早朝に実施しました。

散布しようとすると1.の症状が出ました。受信機コネクタの接触不良です。既に6年目ですから無理もありません。次回からは、事前に接触を確認します。

2.については、だんだん吐出量が少なくなっているということは、感じていました。その分、ボートを走らせる時間が長くなります。

写真1 左から12Vモーター 円板(3本の突起がある) 本体 蓋 下にあるのはシリコンチューブ

毎年、散布作業後には、タンク(タッパウエア)やシリコンチューブを掃除した上で、ポンプを分解して保管してます。そうしないと、ポンプ本体の構造上、シリコンチューブが押しつぶされた状態のまま1年間経過することになります。

シリコンチューブは、本体の内側と3つのローラーに押しつぶされています。モーターの軸は3つのローラーの中心部に差し込みます。モーターの回転は3つのローラーに伝わり、3つのローターは本体内で回転します。すると押しつぶされたチューブ内の薬剤はチューブ内を移動して押し出される構造です。

使うときだけ、ポンプを組み立てて、保管時は分解していますけれど、それでもシリコンチューブは押しつぶされて変形してきます。そこで、今回、シリコンチューブを少し切って、押しつぶされていない部分に当たるように変更しました。

3.のプロペラについて。以前からブラシレスモーターの特性とプロペラがマッチしていなと感じていました。(GWSの10×4E?だったはず。)このGWSは軸径が3ミリです。モーターの軸径が5ミリですので、内径を太くして使いましたが、振動が大きく、かつ強度不足でダメです。芯が出てないので当然です。

写真2 モーター AXI2212/34

そこで、今回、メーカー名不明の10×5E軸径6ミリに交換してテストしました。軸径はマスキングテープで修正しました。これで、共振なくフルスロットルまでスムーズに上げることができます。

 

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Φ について

2010年より研究しています。
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