先般、レーザー彫刻機(レーザーカッター)を自作しました。
- 2024年3月31日 自作 レーザー彫刻機 DIY Laser Engraver(Laser tree LT-80WAA PRO+MKS DLC32+TS35+Air assist pump) メモ
- 2024年4月10日 自作 レーザー彫刻機 Laser Engraver(MKS DLC32+TS35)にFluidNCを入れた メモ
写真1
仕様は以下です。
- 2020アルミフレーム 50cm*3 40cm*2
- Laser tree LT-80WAA PRO 出力10w
- MKS DLC32 V2.1 ドライバアダプタP-DA-01 制御基板
- TS35 タッチパネル
- Air assist pump 30L/min
- 電源12v安定化電源
ソフトは以下です。
- FluidNC
$i [VER:3.7 FluidNC v3.7.16:] [OPT:PHS] [MSG:Machine: Laser E by Ark T] [MSG:Mode=STA:SSID=****=Connected:IP=192.168.**.**:MAC=********]
- ESP3D forFluidNC
大体、形になったのですが、エアポンプは手でオンオフしなければなりません。出来れば、g-codeとブラウザから制御したいです。
基盤(MKS DLC32 V2.1)の情報を調べたらありました。
そのつもりで準備しました。
しかし、どうもそのままではダメなようです。(以下、自動翻訳を入れていますので、正しく表示されなかったら申し訳ない。)
基盤の出力は、3.3vですし、2ピン入力のSSRではダメです。しかも、購入したSSRの入力はTTLです。3ピン入力のリレーを使うべきだとあります。
仕方ないので、3ピンで3v入力のリレーを追加で買いました。
M7、あるいはM8コマンドでオンし、M9でオフ出来るはずです。
これでうまく行くはずなのですが、ダメでした。いろいろ調べました。それでたどり着いたのが以下です。
問題は2点です。
- .yamlファイルにおいて、コマンドに対応するピンとつなぐ宣言が必要。
- ESP3D forFluidNC にバグがある。
1.について、MKS DLC32 V2.1の基盤情報が見つからないために、わからないのですが、いろいろ試した結果、次のように書き換えています。
coolant:
flood_pin: NO_PIN
mist_pin: NO_PIN
delay_ms: 0
↓
coolant:
flood_pin: gpio.4
mist_pin: NO_PIN
delay_ms: 0
上の書き換えに、次のサイトを使いました。
USB経由で書き換えることができます。2.に示したバグは、ESp32 (ESP-WROOM)をアップデートしたらOKでした。
- v3.7.16 → v3.7.17
実際のところ、何が悪かったのか不明ながら、うまく制御できることを確認しました。これで、AC電源スイッチ一つの操作で済みます。
あと一つ不満があるのは、デフォルトでステッピングモーターがオンの状態です。ステッピングモーターがオンの状態では、ヘッドが手で動かせませんし、オンの状態では電源ファンの音がちょっと大きい為、気になります。使わない間は、マクロボタンでオフにしておくことで対応しています。これはちょっと面倒です。
それと、ESP3D forFluidNCはよく出来ていますが、gcodeファイルのアップロードにドラッグ&ドロップが使えないです。改善されるのを待ちます。
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