これまで、宇宙がどのような仕組みであるかを探ってきました。
宇宙にある基本的な力は斥力だと考えられます。この考え方は、2012年には、既にありました。
空間は基軸方向に曲がることで、斥力が生じます。斥力は、小さな領域において、回転運動:渦(接線方向への斥力)になります。大きな領域において、大規模構造を作ります。これをカミの仕組みと言います。
幾つか記事を挙げます。
- 2023年10月17日 弧理論 見方によっては「次元が折りたたまれている」と言える
- 2024年7月26日 宇宙 は斥力による
- 2024年8月3日 小さな領域において、 空間 は曲がっている(渦流)
空間が曲がるというのは、別の言い方では「次元が折りたたまれている」とも言えます。これは、小さな領域においても同じです。※↓
これらをまとめたのが「カミの仕組み」です。
上の記事で示すように「カミ」とは以下です。
アとワはつながり、ウもたらし、ウよりヒトを生じさせる。ヒトハアノモノ
宇宙の大規模構造はアワ(泡)であり、小さな領域においては、ウ(渦:物と事)をもたらします。ヒトは(物質と運動)で出来ています。
図1 神
ただし、カミの仕組みに西洋的な意味での人格性はありません。日本人には、超自然的で、人格性を持つ神しんは存在しません。
ほぼ一神教である天照大御神や仏教の仏も日本人は、西洋で言う神しんとして受け入れてはいません。だから、日本に人格神を持つキリスト教徒が1%もいませんし、日本人は超自然的な何かを持っていません。
カミの仕組みは、田中英道氏が言うところの自然道と同じです。
- [新装版]日本の宗教 自然道がつくる神道・仏教 単行本(ソフトカバー) 2023/4/5 田中英道 (著)
※ ただし、相対性理論において、空間の曲がりは質量によるとされます。
図2 失念
空間の曲がりはというと、空間内に設けた不変とする光速度をモノサシとして、モノサシに対して曲がると言います。
図3 相対性理論は、モノサシ(光速度)に対してA-B間が変化するという(サインペンで押さえた所に質量が存在してモノサシに対してA-B間が変化する)
ところが、モノサシである光速度[L/T]がわかるためには、その前に時間[T]がわかっている必要があります。時間は空間内にある物質(振り子の運動、セシウム原子の運動etc)から作ります。
ということは、相対性理論の全体は循環だと言うことです。
図4
- 物質の運動→時間→光速度→時間空間
この循環を光速度不変として断ち切ったから、図2が得られたと言うことです。相対性理論が正しいと認められるようになった歴史的経緯は、以下が参考になります。
- 七つの科学事件ファイル―科学論争の顛末 1997/2/1 H. コリンズ (著), T. ピンチ (著), Harry Collins (原名), Trevor Pinch (原名), 福岡 伸一 (翻訳)
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