測定の限界は 不確定性原理 だけが理由ではない

不確定性原理については、どこか怪しく感じていました。

その根拠として、 不確定性原理 にある数式と相対論にあるE=mcは何処か似ていると感じたからです。

その上で、不確定性原理は原理ではないと考えました。

むしろ、ある科学者の言葉より、別の解釈が成り立つと考えました。

 

物理学者は、2つの大きな理論の柱となる量子論と相対性理論を統合するべく超ひも理論などを提唱しています。

図1

不確定性原理を考えると小さな領域において、観測の限界がある(はず)との理解に至りますが、これまでの考察によって、観測の限界には別の原因があると考えます。

その理由は以下です。

 

人がわかるのはです。事とは”動き”、運動です。弧理論では、「物と事は一つの実体の異なる面」に過ぎませんし、「物と事は互いに規定し合う繰り返し」です。

図2 事を運動と言う

ここで、物と事を整理します。


  • は陽子・中性子・電子の3種類だけで、それには長さL質量mがあります。
  • (運動)には次があります。
  • 速度、加速度、流速、運動量
    エネルギー
    波、音、波動、孤立波(ソリトン:素粒子)
    電磁波、光子(電磁気現象には疑義あり)
    圧力、熱、温度
    角度、時間、
    知識、記憶、情報、統計、確率
    エントロピー
    お金 etc

物には量があります。事には質があります。そして、物と事は、に置き換えられ、数には2種類あります。

  • 物の量にかかる数
  • 事の質にかかる数

 

図3

ここで、大きさ(長さ、距離、面積、体積)は物の量です。

図1に従って、観測者(人:10m)から観ると陽子の広がり(10-15m)より小さな領域は、運動大きいことから、長さLは、次元を失い観測できなくなります。同じく、面積や体積、質量も観測できません

この観測を可能としたのがE=mcです。

エネルギーEは事の質です。光速度cも事の質です。この数式は、物の量である質量mと事の質であるエネルギーEを等号で結んでいます。

つまり、物理学者は皆、この数式を根拠に「物は事に変換できる」と信じています。これは明らかに間違いです。

これを小さな領域において、算出したのがクオークの大きさやプランクの長さです。クオークの10-18mやプランク長の10-35mは、間違いです。観測値から計算はできても意味はありません。

  • 同様にプランクの質量(21.7645 μg,または1.221GeV/c2)、プランク時間(5.39116(13)×10-44 s)も間違い。
  • 物と事の区別がない自然科学は間違っている

 

要するに、観測する相手光速度に近いならば物の量はわからないのです。

これは、(図3の右端)大きな領域においても同じです。遠くの銀河は、より速く遠ざかっています。(赤方偏移) ですから、遠くの銀河の方向はわかりますが、(運動が大きい為に、次元を失っていて)銀河の大きさや質量を決められません

 

図3の両端には、空間の行き止まりがあるということです。言い換えますと、極小の領域と極大の領域のいずれにおいても、空間が曲がっていると解釈できます。以下、参考まで。

 

不確定性原理 は、思考実験としては正しいように思います。けれども、実際の観測限界は光速度に近い運動をしている相手(の量)を電波や宇宙線(波)を使って観測して計算するという基礎的な仕組み上の勘違いがあるようです。

図1に示す超ひも理論は、上記の勘違いの上に成り立ってい(ると勘違いしてい)ます。

図4 超弦理論とブレーン世界を参考に管理人が作図

超ひも理論によるイメージ図にE=mcの数式を重ねた図を示します。プランクの長さ10-33cmに意味はありませんが、とても似ています。

 

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Φ について

2010年より研究しています。
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