これまでに、ミクサタカラ(タマ・カガミ・ツルギ)のうち、タマ:精神科学とカガミ:弧理論による社会科学の概要はわかっています。タマとカガミへの理解が深まってきたようで、ツルギ: 物質科学 の基本的な点について、アイディアが出てくるようになりましたので、メモします。
- 運動Pは6種類ある。
- スウィングバイ
自然が映像ならば、基本粒子(陽子・中性子・電子)は、6つの実体の投影による映像だと考えられます。
図1 基軸上(旧E軸)にある実体は6種類
これまでに、単極モーターの実験を通じて、「区別は付かないが加速度には種類がある」と考えてきました。物理学において、力という表現は正しくは「加速度がある」と言います。
例えば、鉄片を引きつける磁石を考えます。これは、磁力です。
gif1
鉄片には重力が働いています。磁力Aを持つ磁石は、重力Bに逆らって、鉄片を引きつけています。つまり、力は合成できるということです。合成できるためには、AとBが同じ性質を持っている必要があります。つまり、A=Bです。すると磁力=重力ということになります。これは否です。
合成できるという事実を論理的に肯定するためには、管理人の実験による経験「区別は付かないが加速度には種類がある」という仮説を肯定する必要があります。
その上で、時間という観念を含む加速度の元は、運動Pです。かつ、弧理論においては、運動Pの原因は気軸上にある実体です。実体は6種類あるようなので、次の結論を得ます。
- 区別は付かないが運動Pは、6種類ある。
- 速度、加速度にも種類がある。
このように考えた上で、3つの基本粒子が持つ力は、6種類ある運動Pの合成した差分だとの考えに至ります。これが、4つの力(強弱核力、電磁力、重力)です。
原子の構造は、例え話として、次のように描かれます。
図1 炭素原子の模型
これはあくまでも模型であって、観測の結果は確率に従うとして、次のように示されます。理論的にも、そのように組み立てられています。
gif2 水素原子の基底状態 出処失念
しかし、自然が映像ならば、実際には図1に近いのではないかと考えています。それは、投影の仕組みによるようです。図1の右端、電子Fと実体Cの略図を示します。
図2
この図は、観測者に対して静止している場合を示します。
図3 運動Pがある場合
映像の小さな領域において、電子の運動Pは、確率的に現れるという仕組みがあると考えます。ですから、電子は様々な呼び方(電子線、電子波、電磁波、長波~マイクロ波、X線、紫外線、紫外線、可視光線、光子)をされます。自然が映像ならば、電子は次のように表現できます。
- 電子と運動Pは、一つの実体の異なる面に過ぎない。
例えば、電子と光子は一つの実体の異なる面に過ぎず、電子が光子に転換したとは考えません。これが確率的に現れる本質だと考えます。(量子論と確率に従う観測結果)の関係は、異なる理論に置き換えられると考えます。
光子は粒子との考えですが、波(ソリトン)の一種であって、事です。
ですから、ここでは、gif2ではなくて、図1の模型を採用します。比較としてgifで示します。
gif3 小さな領域における観測と量子論的解釈による模型
gif4 小さな領域における映像
原子が図1やgif4だとすると電子の周回は光速度を超えるので、そのようなことはあり得ないとなっています。管理人の考えるところ、図1のように、すべては(+)と(-)の実体の差分だと考えられますので、もっと低速度ではないかと考えます。
過去記事にありますように、管理人が行った単極モーターの実験は、磁石を構成する原子核内部の運動の差分ではないかと考えています。磁石は原子の向きが揃っていて単原子と同じ働きをしていて、陽子・中性子・電子の周回にかかる差分が外部に漏れ出てきた現象だとの感触を持っています。言わば、単極誘導の現象は、原子力の一種です。この解釈は、量子力学を学んだ人からは出てこない発想です。
付け加えると、ジェット気流(偏西風)も単極誘導の現象と関係あると睨んでいます。
図4 ジェット気流
注)年間を通じて、自転の方向と同方向に吹く合理的な理由がない。
さて、冒頭に示した1.の解釈を知った上で、原子の構造は三体問題に帰すると考えます。
gif5 三体問題
その上で、ある科学者の言葉が気になります。
地球の技術者が貨物または乗客の輸送用の乗物を作る場合、彼らは推力として乗物自体の中にエネルギー発生機を作る手段を講じる必要があると考えている。しかし地球人の祖先は数千年間船に乗って地球のあらゆる場所へ旅行した。この船というやつは内部にエネルギー源を持たないで、まったく大気の運動のエネルギーによって動かされたのだ。これは必ずしも頼りになるエネルギー源ではないけれども、結構うまくいったものだから、自然界では多くのタイプのエネルギー発生源がいつも利用できるのだということを地球人に気づかせたはずだ。だから望ましい結果を生み出すためにエネルギーの流出を見るような方法を講じさえすればよいのだ。
彼は、「乗物自体の中にエネルギー発生機」を持たずとも「多くのタイプのエネルギー発生源がいつも利用できる」と言いました。つまり、「自然界にはいつでも利用できるフリーエネルギーがある」ことを示唆しています。
写真1 帆船みらいへ
「だから望ましい結果を生み出すためにエネルギーの流出を見るような方法を講じさえすればよい」とアドバイスしています。この説明をまとめると、次になります。
- 帆船が利用するジェット気流の原因は、地球が持つ単極誘導の性質にある。単極誘導の現象は、地球の持つ磁気的性質の結果だから、磁石を使って、エネルギーの流出を見るような方法を講じれば、望むとおり乗り物自体の中にエネルギー発生機を持たなくてもよい。
この仕組み(磁石がエネルギー発生機になる)は、原子が持つ三体問題に帰すると考えます。外部にエネルギーを取り出すための機構を創り出すヒントがスウィングバイです。この考えは、目指すべき方向があって、思いついたものではありません。
しかも、磁石が持つ原子の構造にスウィングバイを利用すると言っても、基軸上の実体から陽子・中性子・電子へ接線方向への運動Pとして現れることなどの複雑な構造を考慮した上で、進めねばなりません。ここで、発散トーラスが介入関係してきます。実に厄介です。
図5 水素原子の模型(E軸は基軸に読み替え)
参考
- 2023年8月16日 フリーエネルギー の理論背景
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