まず「 働き 」がある この働きを”わかる”という

私たちがいる宇宙において、最初にあるのは「 働き 」です。この働きを” わかる ”と言います。

この働きには2つあります。仮に1つめを”わかる”、2つめを「わかる」という具合にダブルクォーテーションとカギ括弧で区別します。そして、2つをまとめて(わかる)とします。この2つの働きをと言います。

ですから、ヒトが(わかる)と言う心の働きは2つある訳です。この働きを順に示します。

  1. が”わかる”
  2. が「わかる」あるいは動きが「わかる」
  3. 物と事を母音と子音に割り当てる。これが言葉
  4. 物と事の意味が(わかる)
  5. 物と事の価値が(わかる)
  6. 物と事を意識して(わかる)

ここで、1.の” わかる ”が唯一の現在です。古神道で中今と言います。

  • 岡潔:現在は新しい現在に変わり、古い現在は過去になるということは限りなく続く。

注)物と物の間をがつなぎます。新しい現在(物が”わかる”)と古い現在のが{事が「わかる」}です。これを因果と言います。

 

また、この働きをとも言います。中今にあるを別の表現では「気づかされる」と言います。この「気づかされる」というのは仏教の他力です。発見や創造は「気」の働きによります。

自然科学には、発見や創造の仕組みがありませんし、物と事の区別さえありません。更には、自然科学には「働き」がありません(物と物の動きしかありません)ので、ビッグバン宇宙論などを用いざるを得ません。要は、自然科学にヒトは存在しないのです。

  • 岡潔:自然科学(時間・空間)は、簡単な模型であって、自然そのものではない。
  • 自然科学は、思想(の寄せ集め)であって学問ですらない。

感想を少し。10年ほどかかって、これ以上遡ることができないところまで来ました。

 

Follow me!

ブログランキングの応援と広告のクリックをお願いします。 にほんブログ村 科学ブログへ  学問・科学ランキング  

Φ について

2010年より研究しています。
カテゴリー: 解説 タグ: , , パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA