改訂版「6.電気磁気の配列」では未だ仮説の整理ができていませんでした。肝心の電気磁気の配列についても未完の状態です。現在、検討しています。
超効率インバーター(デゴイチ)のエネルギー湧出はどこからくるのでしょう。1月16日にYouTubeに掲載しました「渦とサイホン」を参考に説明します。
モデル図1において、縦軸はE軸で、横軸が私たちの存在する3次元物理空間です。これに「渦とサイホン」の動画に出てくるスターラーによる渦を重ねます。するとE1とM’の位置の違いにより、エネルギーの湧出が起きると考えられます。つまり、超効率インバーター(デゴイチ)はE1とM’の間に電磁気的なサイホンを懸ける装置であるといえるのではないでしょうか。
YouTubeに掲載した渦の模型では、水に働く地球の重力と水の回転による遠心力が釣り合って、渦のカーブを形成していますけれど、弧電磁気論ではE1とM’の間にエネルギーの落差があるのではなくて、E軸とM軸との間には「積分を伴う回転変換」あると考えます。(管理者のサイトにある改訂版「6.電気磁気の配列」を参考にしてください。) そして、M’上にある原子には同じ位置の(E1’上)に電気磁気の実体が重畳していると考えているのです。勿論、M軸上からE軸上の実体は直接には観測できません。
次に、M軸にはE1の他にE2の状態があると考えられます。(モデル図2:弧電磁気論p32とp37の図を参考にしてください。) E2はE1と同様に、M軸との間には「積分を伴う回転変換」があると考え、E2とM’の間にエネルギーの高低があるのではないと考えます。
E1の状態もE2の状態も私たちの物質空間(M’)と何ら変わりない状態にあると管理者は考えています。今日の宇宙船は燃料を噴射してその反作用によって推進します。 私たちが超効率インバーター(デゴイチ)の考え方を発展させることによって、M’からE1の状態やE2の状態に立てる宇宙船を建造するなら。 (この宇宙船がM’の位置からE1やE2へ「関係位置を変える」ことができるならば。)M軸にいる人たちからはE1あるいはE2上にある宇宙船が光速に近い速度で飛び去るように見えることでしょう。 このことは弧電磁気論{Ⅲ.宇宙論の図41の(4)}に示したものです。 これが、管理者がお伝えしたいエネルギーの相対性なのです。
凸も凹も見方を変えれば同じものです。鐘が鳴るのか、撞木が鳴るか。どちらがエネルギーを持っているのか、見方を変えれば同じもの、というのがエネルギーの相対性だと考えています。エネルギー保存則と保存しない状態が併存するということです。言い換えるとM軸内にいる者どうしではエネルギー保存則が成り立つと同時に、M軸とE1やE2との間にはエネルギーが成り立たないと考えるのです。エネルギーは関係位置を変えることによって異なって見えるということです。これがエネルギーの相対性なのです。
ですから、E1の状態やE2の状態がM軸に重畳していても「互いに関係しない」なら存在しないも同然です。 ただし、弧電磁気論p67「Ⅳ.まとめ」の箇条書きに示した疑問にあるように、惑星が自転・公転することにより起きる海流や大気の動きにより消費するエネルギーや恒星が発するエネルギーはE1から補填されているのではないかと管理者は考えています。もっと具体的に言えば地球内部に生じる熱エネルギーと太陽の内部に生じるエネルギーの多くがE1から来ているのではないかということです。
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