最初の単極誘導の実験(モーターの力は接点で生じている)

前回の記事で、マクスウェル理論により示される単極誘導について、管理人が理解したことを書きました。 式1についての理解が他の人と同じだという前提で、管理人が2013年に行った実験のことや実験で考えたことを時系列に沿って書いていこうと思います。 ですから、理解できないことや、磁力線は磁石に固定されているのか、空間に固定されているのか、などの疑問は一旦置きます。

最初に行ったファラデーの単極誘導の実験は、他の方が行われたものと同じです。 単極誘導発電機については

のようなものです。動画の装置は、動画サイトにあげるために別途製作したもので、初めてテスターで測ったのは2012年の後半くらいでした。

その次に行ったのは単極誘導モーターの実験で

ごく一般的なものです。 この段階では、これまで言われてきたことを確認したものです。

 

その次に、単極誘導モーターの実験1-2を行ったのは2013年2月2日でした。

上の2つの動画は、動画サイトにあげるために別途撮影したものです。

裸の細い銅線を銅円板の外縁に接触させると、銅円板がわずかに回転すると同時に、銅線が画面の前後方向へ弾かれて振動しました。 このことから単極誘導モーターとして生じる回転トルクの反作用は細い銅線が受けていることを確認しました。 このころの実験は、DC9V~15Vまで最大30Aの直流安定化電源しか持っていませんでしたので、低電圧大電流の実験はできませんでした。

当たり前のことですが、いろいろなサイトの資料や書籍を読む限り、「磁石の磁力線」や「磁石は磁極に引かれ、反発する」という意識が非常に強いと同時に、「力は回路に生じる」と思いこんでいると思いました。 それでも、このときは一方の電極を銅円板の回転中心に接続していました。 「電流の経路は磁極の中心を通らねば」との意識があったようです。

単極誘導発電機については、これまで何度か実験を行いましたが、いずれも電圧が小さく、銅円板を回転させるために設けた直流モーターが大きなノイズを生じるためうまく計測できなかったことから断念しました。

続きます。

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Φ について

2010年より研究しています。
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