これまで、幾度も引用してきたある科学者は、我々が戦争の動機をなくす必要があると説明しました。 そして、我々が戦争の動機をなくそうという意志を持つならば、我々を支援すると述べています。
これまで平和を得るため、戦争を終わらせるための試みはすべて失敗してきました。我々は戦争を終わらせる努力が無駄であったことの意味を理解しなければなりません。 必要なのは戦争の動機をなくすことなのです。 ある科学者は「平和は単にすべての人々の間の完全な理解があれば、平和を探すとか平和のために働く必要がなく、平和は自動的に存在する。」と説いています。
すべての人々の間の完全な理解とは何でしょうか。完全な理解を阻害しているのは何なのでしょうか。考えてみます。 過去記事の「エリートキツネと闘牛士」に記したように、TV・新聞報道などのマスコミの行動原理からして、彼らが集めた情報の内より「報道する・報道しない」の恣意的選択、ときには意図した歪曲は彼らの手中にあることを述べました。 彼らは人々の間の相互理解が進むことによって、争いごとがなくなり、ひいては彼らの仕事を失うことにつながるからです。もっといえば、両替屋(資本家)たちの意向に逆らえないのです。 彼らの生活もお金:通貨により成り立っています。 彼らの行動原理はお金:通貨に依っているのです。 他の職業も行動原理は同じです。例外は一つもありません。 ですから、戦争屋は地域間の争いがなくなれば仕事を失うのです。 お金:通貨に対する執着という行動原理こそがすべての人々の間の完全な理解を阻害してます。
ある科学者のいう戦争の動機をなくすというのは、「お金:通貨をなくす」ということを指しています。 直接的には表現していませんけれど、間違いないことだと思います。 過去記事解説のサイトにあるように、「お金:通貨と自然科学」の間には密接な関係があります。管理人は未だ明確には理解していませんけれど、
- お金:通貨
- 時間
- エネルギー
- 運動
- 質量
の間には巧妙な誤魔化しがあります。 「お金と時間に追われる生活」は、どうしようもない現実です。
運動は時間より求め、時間は運動から求める。(究極的には時間を決定していない) エネルギーの次元をとるとエネルギーには時間[T]を含む。(エネルギーを正しく測れていない) お金(給与・賃金・報酬・報償・利益など)は概ね時間に比例する。(本来的に決定されていない時間とエネルギーに基づいてお金の制度が運用されている)・・・・詳しくは過去記事や弧理論のサイトを参照ください。
では、お金:通貨をなくすにはどうすればよいのでしょう。 現実には地域通貨や減価する通貨などの仕組みを普及させる運動に取り組む人々がいます。 一部ではうまく機能しているようですけれど、それで完全な理解が得られている現状ではありません。 管理人は、根本的な解決は「自然科学の矛盾」を解決することに尽きると考えています。
自然科学は孤立系の力学です。 これまでの考察により単極誘導の現象が開放系の力学を構築するガキになると気づきました。 ある科学者の言葉を引用します。
地球の技術者が貨物または乗客の輸送用の乗り物を作る場合、彼らは推力として乗り物自体の中にエネルギー発生装置を備える必要があると考えている。しかし地球人の祖先は数千年間船に乗ってあらゆる場所へ旅行した。この船というやつは内部にエネルギー源をもたないので、全く大気の運動エネルギーによって動かされるんだ。これは頼りになるエネルギー源ではないのだが、結構うまくいったものだから、自然界では多くのタイプのエネルギー発生源がいつも利用できるのだということを地球人に気づかせたはずだ。だから望ましい結果を生み出すためにエネルギーの流出を見るような方法を講じさえすればよいのだ。
注:下線は管理人による。
ある科学者は、内部にエネルギー発生源を持たないで、風に吹かれて進む帆船やヨットを利用することで、自然界ではいろいろなエネルギー源が利用できることに気づくべきだと述べています。 だから、内部にエネルギー発生源を持たない装置に(空間から)エネルギーの流出を見るような方法を講じることを勧めています。 こういった装置が開放系の力学によって理論化できるはずだと理解しています。 帆船やヨットの動力源とは、具体的には大気の運動エネルギーであり、そのエネルギー源は、偏西風・ジェット気流だと考えています。
そして、ジェット気流は単極誘導の原理により吹いており、その結果ジェット気流が地球の自転を促していると考えています。 生卵をテーブルの上で回転させてみれば分かるように、大気や海流は、地球の自転運動の抵抗でしかあり得ません。 どうみても逆でジェット気流が自転の原因だということです。 ジェット気流のエネルギー源は太陽風だと睨んでいます。 今までのところ、単極誘導モーターの接点が受ける反作用を逃がす構造を持つ実験装置は出来ていません。 兎に角、開放系の力学の原点と考える単極誘導モーターが最初の一歩だということです。
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